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【動画編集の単価が安くてオワコン?!】動画編集を本業として生活している筆者が質問に答えます

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Shino

2016年から動画編集を本業として生活している私が解説します

稼げる副業の1つとして、多くのYouTuberさんが取り上げるようになった事から動画編集が多く人に認知されるようになりました。

「本当に稼げるの?」「どうやって動画編集スキルを身に付けるの?」など、たくさんご質問を頂いたので、2016年から動画編集を本業として生活している筆者が回答したいと思います。

YouTube動画案件以外の仕事をやっている人にしかわからない情報も沢山あるので、動画編集に興味を持っている方、これから動画編集を始めてみようかな、と考えている方にぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

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目次

動画編集についての質問

動画編集をどうやって覚えたの?

Q.動画編集はどこかスクールとかで習ったんですか?

Shino

A.動画編集の仕事をしている兄から教わりました

私が動画編集を始めたのは2016年。

もともと兄が動画編集の仕事をしていたので、兄から教わりました。

兄は東京在住で、私は地方住まいのため、直接教わる事ができず、動画編集の工程を動画にしてもらったものを送ってもらい、それを見ながら実践して覚えるというスタイルで、約半年間かけて学びました。

今でいうオンライン学習のような感じです。

当時パートで働きながら、入院していた父の病院へも毎日通っていたため、勉強できる時間が限られており、睡眠時間を削って毎日2~4時間ほど勉強しました。

動画編集ソフトは何を使っているの?

Q.編集ソフトは何を使ってますか?

Shino

A.EDIUS(エディウス)というソフトを使っています

私が使用している動画編集ソフトは、EDIUS(エディウス)です。

PremierePro(プレミア)なら聞いた事がある、という方も多いと思いますが、EDIUSは放送局などで多く使われている業務用動画編集ソフトになります。

EDIUSの価格は6万円位するので、一見高いと思うかもしれませんが、買い切りなので、もし2年間使用したと仮定すると、ひと月あたり約2,500円です。そう考えたら意外と高くないかなと思います。

学生や先生であれば、アカデミック版を購入する事も可能です。(中身は同じです)

パソコンは高い物を選んだ方が良いの?

「動画編集するなら高いパソコンが良い」とある動画で見たのですが、実際はどうなのでしょうか?

Shino

編集ソフトによります

EDIUSはとても軽いソフトなので、それほど高いスペックのパソコンでなくてもサクサク動いてくれます。

私が動画編集を始めてから昨年10月まで業務で使っていたパソコンのスペックは以下になります。

2016年~2021年10月まで使用していたPC

マウスコンピューターデスクトップパソコン 10万円

  • Windows10
  • CPU Core i7
  • メモリ8GB

これにグラフィックボードとSSDを後から自分で取り付けて、さらに他で購入したモニターを2台置いて使用していました。

仕事として動画編集を行うようになると、納品後もしばらくデータを保管しておかなければならない為、HDDの容量がすぐ一杯になってしまいます。

そのため、パソコン内に3TBのHDDを追加し、さらに7TB分の外付けHDDも購入して使っているので、実際にはパソコン以外に10万円程の費用がかかっています。

パソコンの本体自体は高くないものの、パソコン以外にも必要なものがあるので、それらを追加で買っていくと合計で20万円ほどになりました。

私はパソコンにあまり詳しくないので、購入時は兄に選らんでもらったのですが、Macで同程度のスペックのパソコンを買おうとすると、3倍位の価格になってしまうそうです。

動画編集の話を取り上げている様々なYouTubeチャンネルを見ていると、AdobeのPremiere Pro(プレミア)という動画編集ソフトを使用している方が多い印象ですが、Premiere ProはEDIUSと違い、高スペックのパソコンでないとサクサク編集する事ができません。

そのため、Premiere Proを使っているYouTuberの方が「動画編集するなら高いパソコンが必要」と言っているのだと思います。

また、Premiere Proはサブスクリプション制なので、使い続けるためには永遠に料金を支払い続ける必要があります。

PremiereProの月額料金

PremierePro料金

Adobeホームページより引用

ひと月の料金だけ見たら安いと感じるかもしれませんが、長期間使う事を考えると高額になる上、さらにパソコンにも高いスペックを求められるため、全体的にかかる費用はかなり高くなってしまいます。

さらに、パソコンや編集ソフト以外に外付けHDDなども必要になるので、かけた費用が本当に回収できるのかなどの視点からも考えた上で、動画編集ソフトやパソコンをどうするか、決められると良いと思います。

EDIUSとPremierePro、それぞれのPC推奨スペックは以下でご覧いただけます。

パソコンを新調しました

最近は4Kなど高画質な素材も増えてきており、以前のパソコンでは少し動作が重くなってきたので、2021年10月にパソコンを新調しました。28万円と、前回購入したパソコンの約3倍の価格です。

パソコンは消耗品で、定期的な買い替えが必要になります。

初期費用だけでなく、数年後にはまたパソコンを購入しなければならない事を頭に入れておくと良いですね。

Shino

今度のパソコンは4K素材もサクサク動いて快適です

2021年10月に購入したPC

マウスコンピューターDAIV Z7 28万円(カスタマイズ後の価格)

  • Windows10
  • CPU Core i7-11700K 
  • メモ 32GB
  • SSD 1TB
  • HDD 8TB
  • グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 3060

【注意】動画編集ソフトによっては、WindowsとMacのどちらでしか使えないものもがある

ここで注意点ですが、動画編集ソフトによっては、WindowsとMacのどちらでしか使えないものもがあります。

そのためパソコンを購入する前に、先にに動画編集ソフトを決めておく必要があります。

ちなみに私が使っているEDIUSは、Windowsでしか使用できません。

以下は主な動画編集ソフトが使用できるOSの比較表です。

Windows
Mac
  • EDIUS
  • Premiere Pro
  • DaVinci Resolve
  • Final Cut Pro X
  • Premiere Pro
  • DaVinci Resolve

動画編集の報酬が価格競争になっていると聞きましたが?

Q.動画編集の報酬がどんどん安くなっていると聞きました

Shino

A.クラウドソーシングの報酬は安い物が多い印象ですね

質問者さんが言われている『動画編集の報酬』というのはおそらく、クラウドソーシングのYouTube動画編集の報酬だと思います。

クラウドソーシングの動画編集案件で多いのが「YouTube動画の編集」ですが、価格が低いものだと1本500円、高くても1本5,000円程度です。

動画編集はとても時間がかかるという事は、何となくご存じの方も多いと思いますが、慣れている私でも、5分の動画を作るのに3~4時間程かかってしまう事もよくあります。

たとえ5,000円の案件を獲得できたとしても、1本編集するのに5時間以上かかってしまったら、時給は1,000円以下になります。

また、ひと月で20万円稼ごうと思ったら、1本5,000円の案件を40本編集しなければなりません。

ですが、今はYouTube程度の編集が出来る人がとても増えているため、1つの案件に50人近くの人が殺到し、案件1つ獲得するのもかなり大変な状況になっています。

まだ継続案件が獲得できれば良いのですが、案件内容に”継続案件”と明記しておきながらも「後で修正する場合があるので完パケデータ以外にもプロジェクトファイルも提出して下さい」という場合は要注意です。

1番手間がかかる「ひな形」を作るところを「安い価格」で外注に作らせ、プロジェクトファイル(編集の設計図のようなもの)さえ入手できてしまえば、依頼者側で少し手を加えるだけで、次回から同じような編集が簡単に出来るようになってしまうため、継続して依頼が来ない可能性があります。

動画編集をおすすめの副業として紹介しているYouTubeで、クラウドソーシングで案件を受注する前提で「編集ソフトはPremiere Proを指定してくる場合が多いので、Premiere Proを使いましょう!」と言っているのをよく見かけますが、プロジェクトファイルの提出が条件でなければ、そもそも動画編集ソフトは何を使っていても関係ないので、Premiere Proじゃないと受注できないという事はありません。

Premiere Proを使って動画編集を行う場合、サクサク編集ができる高スペックのパソコンが必要になる事と、サブスクリプション料金をずっと払い続けなければならない事、さらにデータの書き出しもEDIUSに比べて時間がかかるので、1つの案件に多くの人が群がり案件の獲得が難しい上に、やっと獲得した案件は単価が安く、さらに1本の編集に多くの時間を費やしてしまうため、沢山の案件をこなす事ができないとなれば、動画編集のために使った費用を回収するのはかなり難しくなるでしょう。

その為、私は初期費用を必要最低限におさえ、パソコンのスペックが高くなくてもサクサク編集できる動作の軽い編集ソフトを使い、仕事を受注する際は単価の安い案件を受けない、という事に気を付けて仕事をしています。

私は基本的にプロジェクトファイルは渡しません

私が初めてクラウドソーシングで受注した案件は、企業が自社の宣伝用に設けた15分程のバラエティ番組の編集で、1本10万円の物でした。

1本の編集に半月程かかりましたが、もし月に20万円稼ぎたいと思ったら、2本編集すれば達成できるので、単価の安い案件を多く受注するよりも再現性が高いと思います。

ただバラエティ番組の編集は、カメラの台数も複数あり、いわゆる「YouTube動画に特化した編集スキル」では対応できない事が多いです。

一般的にYouTubeなどで言われている動画編集の話は、「YouTube動画に特化した動画編集」の話だと思って下さい。

30万円稼げるようになるまでの期間や道のりについて、またクラウドソーシング以外の仕事の取り方は?

Q.30万円稼げるようになるまでにどの位かかりましたか?
また、仕事はどうやって獲得していますか?

私が30万円稼げるようになったのは、独立して半年経った頃です。

独立した当時(2016年)は、クラウドソーシングで案件を受注するという考えが自分にはなく、直接お客さんに電話やメールなどで営業して仕事を取るしかないと思っていました。

最初は個人の飲食店などに「お店のPR動画を作りませんか?」といった営業をしようと思っていましたが、1本案件を獲得するために毎回営業するのは効率が悪いと思い、地元の映像制作会社から編集の仕事を回してもらえないかと考えました。

ネット検索で出てきた地元の映像制作会社に電話し、たまたま最初に電話した先がとても親切で、知り合いの事業者さんを何件か紹介して下さり、そのうちの一社からお仕事を頂ける事になりました。

独立して初めて受注した案件は、結婚式の記録映像の動画編集で、1本2万円でした。

営業先がたまたまEDIUSを使用しており、私がEDIUSを使える事と、独立前に兄の手伝いでやっていたバラエティ番組の実績があった事で、即採用していただけたのだと思います。

その後、事業者さんからの案件をこなしながら、クラウドソーシングで1本の編集単価が10万円以上の継続案件を獲得できた事で月収30万円を達成する事ができました。

現在はクラウドソーシングはほとんど利用しておらず、以前編集させていただいた方からのリピートだったり、知り合いからの紹介などでお仕事させていただく事が多いです。

普段どのような動画の編集しているのですか?

Q.どんな動画編集のお仕事をしていますか?

各種発表会、企業PR動画、バラエティ番組などが多いです。

報酬は安くても、1本あたり数万円からになります。

一部、自分で撮影から編集、DVD販売まで行っている物もあります。

撮影用に業務用のビデオカメラや三脚などを購入し、約30万円ほど費用がかかりましたが、購入した年に費用を回収する事が出来ました。

まとめ

YouTubeなどで「動画編集がオススメの副業」と聞いて、動画編集を始めようと思っている方も多いと思いますが、上記であげたようにYouTube動画に特化した動画編集はレッドオーシャンなので、現状かなり厳しいです。

じゃあどうしたら良いの?

私は同じ動画編集でも、単価の高い動画編集案件を獲得できるような編集技術を身に付けるのが良いと思います。

ただし、多くの動画編集スクールは「YouTube動画に特化した編集」を教えているところがほとんどなので、単価の高い動画編集案件を獲得できるようなスキルを身に付けられる技術を教えているスクールが無いというのが問題です。

そこでおすすめしたいのが、自身でYouTubeチャンネルを立ち上げて、自分のチャンネルの動画を編集するという事です。

副業で動画編集を始めようと思っている人の多くは「動画編集がしたい」のではなく「お金を稼ぎたい」のだと思います。

YouTubeはストック型収入と言われており、私も収益は少ないですが、半年間全く動画をアップしなくても毎月5,000円の広告収入をいただいていました。

「副業でお金を稼ぐ」のが目的なら、単価の安いYouTube動画編集を引き受けるより、自分の財産になるYouTubeチャンネルの運営を行う事を、私はおすすめしたいです。

YouTubeチャンネルが収益化できるまでにはある程度時間がかかりますが、動画編集ソフトは無料の物を使ったり、撮影もiPhoneなど持っているものを利用したりして、費用をあまりかけずに行えば、継続しやすいので成功確率も高くなります。

たとえ上手くいかなかったとしても学びがありますし、失う物はほとんどありません。

でも仕事として動画編集を始めようと思うなら、最低数十万円の初期費用がかかるので、それを回収するのにどの位の案件をこなさなければならないか、また現実的にそれが可能なのか、始める前に一度考えてみると良いと思います。

最後におすすめの動画編集ソフト「DaVinci Resolve」を紹介したいと思います。

DaVinci Resolveはハリウッドで圧倒的なシェアを持つ動画編集ソフトです。

有料版もありますが、無料版でも十分な機能があります。

使い方についても解説動画があるので、それを見ながら無料で学習する事が可能です。(無料ダウンロードは以下のリンクから行えます)

これから動画編集を始めようと思っている方はぜひこの記事を参考に、自分が何をしたいのか、それを達成するために何をするべきで、どこに費用をかけるべきなのか、よく検討してみて下さい。

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