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【高校無償化の真実】子供が私立高校に入学!初年度支払ったお金を公開します!

アイキャッチ 高校無償化

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今年の春、娘が私立高校に入学しました。

以前から「私立は高い」と聞いていましたが、できれば本人が希望する私立高校へ行かせてあげたかったので、わが家の家計でも通わせる事が出来るのか事前に調べてみた所、なんとか大丈夫そうだったので、娘が希望していた私立高校へ無事進学させる事ができました。

これからお子さんの高校進学を控え、私立高校の学費がどのくらいかかるのか、心配されているご家庭の参考になればと思い、実際にわが家で私立進学にあたり初年度に支払ったお金をまとめてみました。(これから支払う予定のお金も含みます)

もし「高校無償化だから大丈夫」と安易に考えている場合は要注意です

学費は修学支援金等との差額を支払うのではなく、先に1年間学費を支払ってから、年度末に返金されるからです。

Shino

差額だけの支払いになったらいいのに…

でも、最初の1年分の学費の用意は必要とはいえ、母子家庭や収入の低い世帯に対しては様々な奨学金や免除制度などが用意されているのは有難い!自分の家庭で使える制度をしっかり確認して、ぜひ活用して下さい!

この記事では、実際に初年度支払った費用や、1年分の学費をどの様にして準備したのか、わが家が申請した奨学金制度などを紹介しますので、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

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目次

初年度私立高校に支払った費用

娘の私立高校に支払った費用は以下の通り。(参考に2・3年次がいくらになるのかも載せています)

初年度はなんと120万円超え!

3年間の合計では約300万円にもなります。高い高いとは聞いていましたが、予想を超える金額でビックリしました。

Shino

こんな大金払えないよ…

1年次

項目金額
検定料(初年度のみ)15,000円
入学金(初年度のみ)50,000円
施設拡充費(初年度のみ)120,000円
制服代(初年度のみ)120,000円
講演会費(初年度のみ)30,000円
教育研究費(初年度のみ)50,000円
教科書18,000円
授業料700,000円
ICT関連費※48,000円
保護者会費※12,000円
生徒会費※8,400円
学級費※30,000円
合計1,201,400円

2年次・3年次

項目金額
教科書18,000円
授業料700,000円
その他会費等※98,400円
合計816,400円
※会費は左記のものをまとめた額

別途修学旅行費の支払い有り。娘の高校は行先は海外で15万円だそうです。

修学支援金について

現在、高等学校等就学支援金など、様々な返還不要の授業料支援を受ける事が出来ます。自分の家庭ではどの様な支援を受けられるのかあらかじめ確認しておき、漏れのないように申請しましょう。

娘の高校では全て学校から対象者に書類が郵送等で送られ、学校経由で申請を行いました。

高等学校等就学支援金制度(私立高校授業料実質無償化)

所得に応じて支給額が変わりますが、私立高校の場合は最大で年間396,000円が支給されます。実際にいくら支給されるかなどの詳細は以下のリンクにて確認して下さい。

高等学校等就学支援金

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判定基準

授業料減免制度

経済的な理由で修学が困難な方は、授業料以外の教育費負担の補助を受けられます。各都道府県によって制度が異なりますので、詳細は下記のリンクで確認して下さい。(現在事業終了している県もあります)

文部科学省 私立高等学校等における授業料減免について

私の住んでいる県では、最大117,000円(年間)が高等学校等就学支援金に上乗せされます。

Shino

こちらは「高等学校等就学支援金」と一緒に申請する形になっていました

私立高等学校等奨学給付金

こちらは授業料以外の教育費(教科書費、教材費、学用品費、通学用品費など)負担を軽減するため、高校生等がいる母子家庭を含む低所得世帯を対象に支援を行う制度です。各都道府県によって制度の詳細が異なるので、詳しくは下記のリンクにてご確認ください。

高校生等奨学給付金のお問い合わせ先一覧

私の住んでいる県では、全日制の私立高校の場合134,600円(年間)が支給されます。

Shino

対象者には学校から8月に書類が郵送で届き、学校経由で申請しました

実費がいくらになるか計算してみよう

わが家は支援金等は全て最大額で受けられる予定なので、その金額で計算してみました。65万円もの支援を受けても初年度は入学金や制服代等の支払いもある為、実費で55万円程かかる見込みです。

実費の計算

①初年度にかかる費用1,201,400円 - ②支援金等で支給される金額650,600円 = 実費550,800円

※②の内訳(就学支援金396,000円、授業料減免117,000円、奨学給付金134,600円)

【要注意】初年度支払い分は事前に用意が必要!

最初にもお伝えした通り、支援金などの支給は、年度末に学校から返金される形になる為、一旦は学校へ学費等全額を支払う必要があります。

急に用意できるような金額ではないので、私立高校への入学を考えている場合は、早い段階から貯蓄を始めたり、学資保険等を使って準備をしておきましょう!

わが家の場合は、毎月の養育費4万円と児童手当を約3年間貯めて用意しました。

通帳

以下ではオススメの準備方法と、自力でお金が用意出来ない場合の対処法をお伝えします。

母子福祉資金貸付金「就学支度資金」を利用する

どうしてもお金が準備出来ない場合は、母子福祉資金貸付金「就学支度資金」という、修業するために必要な資金を無利子で借りられる制度があります。(私立高校の場合は42万円)詳細は以下リンクより確認して下さい。

母子福祉資金貸付金「就学支度資金」

奨学金を利用する

ひとり親家庭がもらえる返済不要の奨学金も多数あります。以下は一例ですが、条件に当てはまるものがあれば申請してみましょう!

公益財団法人みずほ農場教育財団ひとり親世帯で経済的な理由で修学が困難な方に奨学金を給付。対象は小学校から大学まで(月1万5千円あるいは月3万円)
公益財団法人古岡奨学会高校へ入学する母子家庭の生徒に、在学中の学費の一部として、奨学金を給付(月額1万6千円)
一般財団法人 ジャイアン2020関東地区の母子家庭の高校2年生、3年生に奨学金を給付(月額5万円)
夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度)ひとり親世帯で就学に関して経済的に困難な生徒に奨学金を給付(月額3万円)

【おすすめ】NISAで用意する

お子さんの高校入学までに10年以上あるなら、NISAを活用して用意するのもオススメです!

NISAを利用すれば運用利益を非課税で受け取る事が出来ます!(2024年からは新NISAになり非課税期間が恒久化されます)

ただし入学までに5年しかない、3年しかないなど、投資期間が短い場合はこの方法はお勧めできませんのでご注意下さい。

Shino

月々の積み立て額も7千円台~になるので、この位の金額であれば続けられそうですよね

10年積み立てる場合(※運用利回り5%の場合)

毎月の積立金額7,728円×10年で120万円

投資額は合計736,696円で運用利益は463,304円。

120万円のうち、46万円を運用利益で賄う事が出来る計算です。

シュミレーションで簡単に●年積み立てなら月額●●円必要などわかるので、色々入力して試してみて下さい。

NISAに興味がある方は、ぜひこちらも参考にして頂けたらと思います。

2・3年次の支払い

初年度までとはいかないものの、2・3年次も支払いは続きます。娘の高校では教科書代以外は学期ごとに数カ月分まとめて口座から引き落とされます。

2年次・3年次の費用

   項目金額  
教科書18,000円
授業料700,000円
その他会費等※98,400円
合計816,400円

1年次末には支援金等の支給額650,600円が返金される予定なので、2・3年次に必要な実費を計算してみました。実費は年間165,800円でした。月額換算すると13,816円です。

実費の計算

2・3年次にかかる費用816,400円 - 修学支援金等で受けられる支援650,600円 = 実費165,800円

※修学旅行費も別途支払いあり(娘の高校では15万円)

Shino

少しだけお財布に優しい金額になってきました。修学旅行費もあるので、忘れずにこちらも用意しておきましょう!

まとめ

日常の生活費を賄うのも大変な母子家庭にあって、100万円を超える私立高校の学費を用意するのはかなり大変な事です。

私も離婚した当時は日々の生活に追われ貯金どころではなかったのですが、家計の改善や副業などを行い、少しずつ貯金が出来る様になっていきました。4年前には投資も始め、現在つみたてNISAでの資産は140万円を超えました!

私が離婚後に自力で生きていくために実践した内容については以下の記事にまとめていますので、よろしければぜひこちらも読んでみて下さい。

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